ヤクルトが鬼門・マツダでまたも勝てず 今季8戦全敗&昨季も11連敗の敵地に攻略の糸口はあるのか

 7回、左越えソロを放った菊池の生還を見つめる高津監督(撮影・市尻達拡)
 1回、四球を選んだ村上(撮影・市尻達拡)
 先発し力投する高橋奎(撮影・市尻達拡)
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 「広島7-0ヤクルト」(31日、マツダスタジアム)

 高津ヤクルトが今季13度目の完封負け。広島のエース・大瀬良が大きく立ちはだかり、またしても鬼門・マツダで勝てなかった。

 まずは打線が沈黙。広島・大瀬良の前に7回までで1安打しか放てず、得点圏に進んだのも1度だけと好機という好機さえ作ることができなかった。

 また先発・高橋奎も四回に2点を先制されたが、粘り強く援護を待った。それでも七回だ。2者連続本塁打を許すなど、味方のミスも絡んで1死一、二塁としたところで降板となった。それでも2番手・山野も流れを断ち切ることができず。自らの悪送球もあり、失点は膨らんだ。

 高橋奎は6回1/3を7安打6失点(自責4)で今季8敗目。投打ともに振るわないだけでなく、2失策と守ることもできず。敵地・マツダでは今季8戦8敗、昨季も1勝11敗1分と苦手にしていた鬼門をなかなか攻略できないでいる。

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