元巨人監督・堀内恒夫氏 49歳息子の死去を明かす 4年前に大動脈解離「この4年どれだけ頑張ってくれたか」

 堀内恒夫氏
 長嶋茂雄夫妻の仲人で挙式を終え、披露宴でキャンドルに火をとともす堀内恒夫=1973年12月
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 元巨人監督の堀内恒夫氏が1日、ブログを更新。「実は2024年8月26日に息子が亡くなりました。49歳でした」と報告した。

 1週間ぶりの更新で、「しばらくブログをお休みしまして皆様にはご心配をおかけしております」と切り出した堀内氏。亡くなった息子について、「4年前に突然 大動脈解離で倒れた時に一度覚悟はしました。しかし、そこから彼は私たちに奇跡を見せてくれ 一緒に散歩をしたり食事をしたり 再び家族との楽しい時間を過ごすこともできました」と明かした。

 続けて、「しばらくして彼の体のあちらこちらから悲鳴が聞こえるようになりました。と同時に、世間ではコロナ禍となり 治療も然り 病院で会える時間も人数も厳しく制限されるようになりました。息子のお嫁さんも孫たちもとても辛かったと思います」と、振り返った。

 父親としての心境にも触れ、「大切な家族を遺し 親父よりも先に逝ってしまうなんて 『順番が違うだろう』と 悔しいというか消化しきれない思いでいましたが 久しぶりに彼と対面した時に感じた思い 手術やリハビリを繰り返しこの4年間彼がどれだけ頑張ってきてくれたか その月日と姿を思い返していたらこれ以上、言えることは何もありません」とつづった。

 家族葬で見送ったことも報告。「おかげさまで彼は、たくさんの美しい花々に囲まれて旅立ちました。そして、これまで彼と親しくしてくださった皆さまへこの場をお借りして心よりお礼申し上げます。まだ成人していない子どももおりますのでこれからも見守っていただけましたら幸いです。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。そして、ありがとうございました」と感謝の言葉で締めくくった。

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