巨人が逆転勝ち 菅野が7回1失点でリーグ単独トップ13勝目!7回に勝ち越し、降雨コールド
「阪神1(降雨コールド)3巨人」(1日、甲子園球場)
巨人が逆転勝ちした。先発・菅野が7回7安打1失点で、リーグ単独トップの13勝目(2敗)。同点で迎えた七回、門脇の中前適時打で勝ち越した。
試合は序盤、前夜の逆転負けを引きずる展開だった。初回、1死一塁から森下の遊ゴロを門脇がファンブル。併殺を焦ったか拙守で一、二塁のピンチを招くと、大山に右前適時打を浴びた。門脇は四回には送球ミスで、名手が序盤でまさかの2失策。リズムを失った。
今季も2勝7敗1分けと「鬼門」の甲子園。苦しい展開が続く中で、二回以降も菅野が粘りの投球。淡々と阪神打線を封じながら反撃を待った。
同点で迎えた七回、先頭の大城卓が左前打で出塁すると、吉川が三塁側に送りバント。打球処理を焦った佐藤輝の悪送球で、一、三塁のチャンスを作った。ここで門脇がセーフティースクイズ、スクイズを2球ファウル。それでも続く4球目を詰まりながら、しぶとく中前に運んで勝ち越し点を奪った。さらに一、三塁から小林がセーフティースクイズ。貴重な3点目を手にした。
終盤は雨が強まり、七回終了で降雨コールドとなった。