巨人・阿部監督 バント攻め成功にニヤリ「昨日やれやれと言う人が多いからですね(笑)やってみました」

 中断となるグラウンドを見つめる阿部監督(撮影・中田匡峻)
 7回、小林が三前にスクイズを決める
 4回、大城卓の同点適時打で生還した岡本和(25)を迎える阿部監督(中央)=撮影・中田匡峻
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 「阪神1(降雨コールド)3巨人」(1日、甲子園球場)

 巨人が逆転勝ちした。先発・菅野が7回7安打1失点で、リーグ単独トップの13勝目(2敗)。同点で迎えた七回、門脇の中前適時打で勝ち越した。

 同点で迎えた七回、先頭の大城卓が左前打で出塁すると、吉川が三塁側に送りバント。打球処理を焦った佐藤輝の悪送球で、一、三塁のチャンスを作った。ここで門脇がセーフティースクイズ、スクイズを2球ファウル。それでも続く4球目を詰まりながら、しぶとく中前に運んで勝ち越し点を奪った。さらに一、三塁から小林がセーフティースクイズ。貴重な3点目を手にした。

 雨でぬかるむグラウンド状態も考えてのバント攻勢。阿部監督は「昨日、やれやれとうるさい人が多いからですね(笑)やってみました」と振り返り、「勝てばいいんでしょ」とうなずいた。

 前日の試合では2点を先制した後、二回無死一、二塁で浅野が強攻。投手の戸郷が二塁走者、浅野が好調なこともあってバントは選択しなかったが、結果的には無得点に終わり、試合も逆転負けとなっていた。

 ただ、勝っても反省は忘れず。決勝打の門脇のバントミスには「その前にね。ちゃんと決めていれば1点取れたのに。そこは反省して。だからあまり僕は喜んでなかったんですけど」と指摘した。

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