ＤｅＮＡ・東克樹投手（２８）が２日、横須賀市内で先発する３日・広島戦（横浜）に向けて調整した。チームは台風接近のために８月２９日から４試合連続で中止となり、先発ローテを再編。今季１１勝を挙げているエースが、前回登板の阪神戦から中５日で先陣を切る。

　水入りを経て仕切り直しとなる戦いに東は「チーム全員がヌルっと試合に入るのではなく、気合を入れて、先のことを考えずに目の前の１勝を取るためにやればいい試合になると思う」と意気込んだ。現在、３位・阪神とは１・５差。ＣＳ進出へ向けた正念場で首位の広島に挑むが、三浦監督は「中５（日）になるけど東に行ってもらう。一番ベストというところで頭に持ってきた」とエースに託す。

　今季の２敗はいずれもカープ。主軸の小園には今季２０打数１２安打の打率・６００と打ち込まれており、「僕自身、相性の悪い打者もいるので、抑え方を徹底したい」と意気込んだ。昨季８月４日から３１試合連続でクオリティースタートをマークしている左腕は「チームの代表として試合をつくって、勝ちにつなげることが最優先」と揺るぎない自信を胸に臨む。