楽天・辰己が2点適時三塁打 チーム32イニングぶり長打「データ班の人に打ってくれと言われたので」
「楽天5-2オリックス」(2日、楽天モバイルパーク)
久々のダイヤモンドを駆け回る姿だった。1点を勝ち越して、なお五回1死一、二塁。楽天・辰己涼介外野手が右中間を破る2点適時三塁打を放った。この4連戦では初で、チーム32イニングぶりの長打だった。「データ班の人に(長打を)打ってくれと言われたので、頼まれたら打つしかないと思った」と振り返った。
快音が止まらない。6試合連続安打で、12三塁打は12球団断トツ。129安打もリーグトップで打線の核となっている。「最終的に(成績を)見ることになると思うので、その時にそういったところ(タイトル争い)にいられたら」と話した。
チームは連敗を3で止め、勝率5割に復帰。5日からは2・5差で追う3位・ロッテとの4連戦が待っている。辰己はお立ち台で「僕がCSに連れていきます」とファンへ自信満々に宣言した。