ヤクルト・並木 大勢撃ちV打 今季初安打&初打点 延長十回2死から伏兵の一打

 「巨人3-4ヤクルト」(3日、京セラドーム大阪)

 苦しみ続けた伏兵の一打が、苦しみ続けるチームの光となった。延長十回2死三塁。巨人の守護神・大勢を相手に並木は「力関係でいったら(相手)投手の方が上」と腹をくくって振り抜いた。値千金の中前適時打は今季初安打&初打点。拳を握り、連敗を「5」で止めた。

 3点リードで九回を迎えたが、小沢が同点3ランを被弾し、延長戦に突入した。それでも並木は「追いつかれても負けたわけじゃない」と直球を中前にはじき返した。

 7月に左肩脱臼で離脱。全力プレーの代償は大きく、肩が動かせない日々も続いた。8月27日に復帰すると「爪痕を残していきたい」と意気込み、首位争いをする2位・巨人相手に値千金の白星を呼び込む大仕事を果たした。今は最下位でも、もがくツバメの希望になる。

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