U18日本代表 爆発20得点!2戦連続コールド勝ち 健大高崎・高山ランニング弾、香港戦から全打席出塁
「U18アジア選手権・1次リーグ、日本20-0スリランカ」(3日、天母棒球場)
1次リーグ2戦目に臨んだ日本代表がスリランカを2試合連続の5回コールドで下し、開幕2連勝で2次リーグ進出を決めた。打線が16安打20得点と前日に続き大爆発。広島・高山健一スカウト(53)の次男である健大高崎・裕次郎内野手(3年)がランニング弾を含む3安打2打点、2盗塁と存在感を見せた。
圧倒的な力を示した。2戦連続のコールド勝利を決めたのは高山だ。
9-1の五回無死三塁。カウント3-1から甘く入った直球を右中間へ運んだ。打球が転々とする間に50メートル走6秒3の快足を飛ばして一気に生還。ランニング2ランで点差を10点に広げ「少し上げすぎたんですけど、風の強さもあって良い形で後ろにつなぐことができた」。この回にチームは1イニング11得点の猛攻を見せた。
この日は3安打2打点2四球、2盗塁と貢献。1安打3四球だった2日の香港戦から全打席出塁と存在感が光る。
序盤3回は走者をためながらも1イニング1点ずつのもどかしい展開。小倉監督から「大量得点じゃなくていい。1点1点で良い」とチームに声かけがあり、後半の猛攻につなげた。「悪い部分も見つかったので、次に生かしていければ」と高山。大勝にもかぶとの緒を締め次戦に挑む。
◆プロ志望届 日本高野連は今春大阪大会で履正社と大阪桐蔭を破り優勝した大院大高の主将・今坂幸暉内野手ら8人を、全日本大学野球連盟は大経大・柴崎聖人外野手ら3人を新たにホームページに掲載。