ソフトバンク 9回に悪夢 まさかの6失点で逆転許す 松本裕樹にアクシデント発生か 大山は試合中に号泣

 「ソフトバンク5-8日本ハム」(4日、みずほペイペイドーム)

 ソフトバンクが連敗。3点リードで迎えた九回、まさかの6失点を喫した。今季14セーブの松本裕樹投手が打者ひとりで交代し、アクシデントの可能性も浮上した。

 5-2とリードした九回に暗転した。松本が登板も、先頭・松本に四球を与えると小久保監督は交代を決断した。直球の最速は145キロ。抜けるボールもあり、中継の解説を務めた鳥越裕介氏は「投げ方もおかしいですし、ボールもいってない。10キロくらい遅いんです」と語った。

 ルーキー大山が緊急登板したが、浅間、田宮、石井の3連打で1点差。さらに、万波の遊ゴロの間に同点とされた。岩井にスイッチしたが、水谷に左前適時打を浴び、ついに逆転された。

 続く清宮には2ランを浴び、一挙6失点。降板した大山の目からは涙があふれた。

 試合はこのまま敗戦。2位日本ハムとは9ゲーム差で優勝の可能性は極めて高いものの、今後に不安漂う1敗となった。

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