投高打低の今季 セ・リーグ打点王が90の大台に乗らない可能性 現在のペースならヤクルト・村上が78打点 62年ぶりの低水準

 5回、空振り三振に倒れる村上(撮影・中田匡峻)
 4回、左越えに先制2ランを放ったオスナ(撮影・中田匡峻)
 1回、遊ゴロに倒れた岡本和。後方は一走の浅野(撮影・中田匡峻)
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 「巨人0-3ヤクルト」(4日、京セラドーム大阪)

 今年の打点王は近年まれに見る低水準となる可能性が高そうだ。各チームの残り試合数が30を切る中、現在のトップは巨人・岡本とヤクルト・村上で65打点。3位がヤクルト・オスナで64打点、4位が阪神・森下で61打点、5位がDeNA・牧の59打点となっている。

 このまま進むと、村上が78打点、岡本とオスナが76打点、牧が71打点、森下が70打点となるペース配分だ。

 直近でシーズン100打点を割り込んだ打点王は、2020年の巨人・岡本で97打点。だが、今年の場合は100打点はおろか、90、80にも届かないペースとなっている。

 セ・リーグの打点王で90打点に届かなかった直近の選手は、1962年の巨人・王貞治で85打点。優勝争いが加速する中、各選手が打点を稼ぐペースも加速する可能性は残されているが、投高打低が顕著に表れている今季を象徴する数字になるかもしれない。

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