大商大・春山 連盟史上初1試合3本塁打 富山監督「当たれば渡部よりも飛ばすかもしれない」 神院大に連勝
「関西六大学野球、大商大8-2神院大」(4日、南港中央野球場)
1回戦2試合が行われ、大商大が神院大に連勝して勝ち点を獲得した。春山陽登外野手(2年・敦賀気比)が3本塁打を記録し、今秋ドラフト候補の渡部聖弥外野手(4年・広陵)は4打数1安打1打点。大経大は今秋ドラフト候補の柴崎聖人外野手(岐阜第一・4年)が3ランを放ち、京産大に連勝した。
いとも簡単に大商大・春山がアーチを描いた。初回1死一、二塁で逆方向の右中間フェンスを越える3ランをマーク。二回2死二、三塁ではスライダーをすくい上げて左翼への3ラン、七回先頭でも左翼ソロ。「タイミング、どんぴしゃでした」と破顔した。
1試合3本塁打は連盟史上初となり、12塁打で1試合最多塁打も更新。富山陽一監督(59)は「当たれば渡部よりも飛ばすかもしれない」と今秋ドラフト候補のスラッガーと比較しても遜色ないパワーに舌を巻いた。
「継続していきたい」と春山。多数のプロ野球選手を輩出する大商大にまたもや逸材が現れた。