ヤクルト-阪神戦で異例のマウンド整備 二回&五回開始前にスタッフが土入れ サイスニードが困惑し主張

 2回、マウンドにあった土の塊を拾うサイスニード(撮影・伊藤笙子)
 2回、マウンドに土を入れてもらうサイスニード(左)=撮影・西岡正
 2回、マウンド整備を要求するサイスニード(右)=撮影・伊藤笙子
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 「ヤクルト-阪神」(6日、神宮球場)

 二回表、阪神の攻撃が始まる前に異例のマウンド整備が行われた。

 投球練習中、左足を踏み出したところの穴を気にし始めたサイスニード。その様子にベンチから慌てて伊藤投手コーチとスタッフがマウンドへ駆けつけた。その後、球場職員によって土が入れられる対応がとられた。球審らもマウンドに集まって整備を見守った。

 雨が降った際にマウンドの土が入れられるのはよくある光景だが、この日は晴れており、まだ序盤の二回。きれいに穴が埋められ投球練習を再開したサイスニードはやや足元を気にしていたが、ゲームは再開された。

 さらに五回表、阪神の攻撃が始まる前にも再びサイスニードが整備を求め、マウンドに土が入れられる事態になった。

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