U18アジア選手権 日本が台湾を完封で下し決勝T進出へ大きく前進 藤田が149キロ五回途中無失点 小倉監督「よく投げてくれた」
「U18アジア選手権・2次リーグ、日本1-0台湾」(6日、天母棒球場)
日本が台湾を下し、決勝トーナメント進出へ大きく前進した。
先発の藤田(東海大相模)が最速149キロのストレートを軸に台湾打線を五回途中まで2安打無失点に封じると、2番手の坂井も好リリーフを見せてスコアボードにゼロをともした。
打線は六回、安打と敵失で無死一、三塁の好機を作ると、浜本がスクイズを決めて先制点を奪った。台湾のマウンドのリンは140キロ台後半の球速をたたき出していたが、見事に攻略した形だ。
これで日本は1次リーグから4戦全勝。決勝トーナメント進出に大きく前進した。小倉監督は「よくピッチャーが投げてくれて、こういうゲームになるかなと思っていた。よく投げてくれた」と投手陣をたたえた。スクイズは「浜本は自信を持っていけると言っていた。それなら初球からやろうと思って。ワンチャンスをものにして、よく踏ん張って勝ってくれた」と振り返っていた。
藤田は「チームに流れをつくるために最少失点でと思っていた」と語った。