日本ハム・清宮の申告敬遠巡り珍事 一塁へ向かうもオリックス・中嶋監督が怒りの表情 申告前に進塁?一度戻り改めて審判コールで一塁へ 球場どよめく
「日本ハム3-2オリックス」(6日、エスコンフィールド)
緊迫の九回に珍事があった。日本ハムが今季7度目のサヨナラ勝ちで3連勝。新庄政権最多を更新する貯金14とした。
珍場面はその九回。オリックスのマチャドから1番水谷が四球で出塁すると、代走五十幡を起用。2番浅間が送りバント失敗で1死一塁となったが、清宮の打席で五十幡が二盗に成功した。
オリックスはマウンドに集まり、清宮にどう対応するかを話し合い、その後、清宮が一塁に向かったが、オリックス・中嶋監督が怒りの表情で何かを訴える場面があった。まだ、申告敬遠を告げていない中で、清宮が一塁に歩いたことへの抗議をしたとみられ、清宮は一度打席付近へ戻った後、中嶋監督から改めて申告敬遠が告げられて、再び一塁へ向かった。球場はどよめきに包まれた。
GAORAで解説した岩本勉氏は「こっからみてて、『俺が言うてないのに勝手に歩き出すなよ』と。たぶんね」と、語っていた。