日本ハム・新庄監督 首位ソフトBと8差に「盛り上がるところまでいきたい」報道陣に異例お願い 選手の「頑張ります」→「楽しみます」に

 「日本ハム3-2オリックス」(6日、エスコンフィールド)

 日本ハムが今季7度目のサヨナラ勝ちで3連勝。新庄政権最多を更新する貯金14とした。九回2死満塁でオリックスのマチャドから代打・マルティネスがサヨナラ押し出し四球を選んだ。

 試合後、新庄監督は「満塁になったらグワチョ(マルティネス)と決めていた。うちには満塁男が2人いるから。グワチョはタイガースの木浪くん並みの勝負強さあるから。何かしてくれるだろうと。(最後は際どいボールも)彼には4ミリぐらい際どいボールを見極められる集中力があるから。四球多いですよね。ノースリーから打てのサインだったんですよ。見逃して余裕の笑みをベンチの方に送ってきてたから、何かしてくれるだろうと。さすがです」と、満面の笑み。

 投手陣についても「今日は柳川君が抑えと決めていて。正義くんもボール良くなっている。いい時のボールになってきた」とたたえた。

 ソフトバンクが敗れて、ゲーム差は8となった。「下はもう全く考えてない。盛り上がるところまでいきたい。選手たちは全員そう思ってる。ソフトバンクさんの結果しか気にしてない」と、うなずいた。

 そして報道陣に異例のお願いを行った。「お願いがあるんですけど、今までシーズン戦ってきて、みんな『頑張ります、頑張ります』って言ってきて、ここまできたじゃないですか?もう残り試合少ないからもう頑張るのはやめよう、楽しもうと。クセで取材の時に『頑張ります』って言葉が出たら、『楽しみます』に変えてください。楽しんでるから」と、要望した。

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