ソフトバンクが最下位・西武に完封負けで今季ワーストタイ3連敗 M15で足踏み 11残塁に小久保監督「今日は見てのとおり」

 8回の攻撃を終え、選手交代を告げた小久保監督
 8回、空振り三振に倒れ、ベンチに戻る正木
 4回、西武・佐藤龍(奥)に先制本塁打を浴びた有原
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 「ソフトバンク0-1西武」(6日、みずほペイペイドーム)

 ソフトバンクは今季ワーストタイの3連敗。マジック15のまま足踏みが続いている。

 1点が遠かった。初回の2死満塁では6番・正木が一邪飛に倒れた。正木は三回の第2打席も2死一、三塁で打席に立ったものの左飛に終わった。四回の1死一、三塁は1番・周東が空振り三振、2番・今宮が遊ゴロとことごとくチャンスを潰した。

 結局11残塁で零封負け。小久保監督は「今日は見てのとおり」と淡々とした表情で振り返った。

 エースの有原は8回1失点も今季7敗目。「今日のような大事な試合で相手に先制点を与えてしまったことを反省しないといけない」と話したが、小久保監督は「有原はよかった。1本ホームランは仕方ない」とかばった。

 2度の好機で凡退した正木について問われると「優勝争いをしててゲーム差があると言いながらも、やっぱりプレッシャーがかかる9月の集大成、こういう経験を経て成長すればいいですよ」と前を向くように話した。

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