今秋ドラフト1位候補 関大・金丸「日本一」目指す 7日、関西学生野球秋季リーグ開幕

 今秋ドラフト1位候補で最速154キロ左腕の関大・金丸夢斗投手(4年・神港橘)が6日、大阪府吹田市内の同校グラウンドで取材に応じた。7日からは大学最後のシーズンとなる関西学生野球秋季リーグが開幕。ドラフトを迎えるまでに実力を示し、日本一をつかむことを誓った。

 「ラストシーズンが始まる。日本一を目指してチームに貢献できるように頑張りたい」

 今春は6試合に登板し、計39回を投げて無傷の防御率0・00。イニング数を大きく上回る52奪三振を記録した。しかし、5月中旬に「腰の骨挫傷」を発症して離脱。チームも5位に沈んだ。

 故障以降、対外試合未登板のまま今秋を迎える。患部の状態に不安を残してはいるものの、経過は良好。開幕前日のこの日は、ブルペンで27球を投じて準備した。10月24日のドラフト会議を控える中「自分の武器を出せれば自然と良い結果がついてくると思う」と金丸。3月には侍ジャパンのトップチーム入りも果たし、ドラ1にふさわしい実績と実力は証明済み。ラストシーズンでさらなる輝きを放ち、運命の日を待つ。

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