DeNA 三浦監督がまた“鬼采配”ズバリ 三回1死満塁で石田裕から中川颯にスイッチ 見事無失点でピンチ脱出
「巨人-DeNA」(7日、東京ドーム)
三浦監督が先発の石田裕を三回途中であきらめ、ブルペン勝負に入る鬼采配を見せた。中川颯が期待に応える好投で1死満塁のピンチを無失点で脱出した。
1点リードの三回、連打を浴びて無死一、三塁のピンチを背負った。岡本和は邪飛に仕留めたが、大城卓を四球で歩かせ満塁となったところで三浦監督がベンチを出た。
よもやの交代劇に東京ドームのスタンドはざわついた。石田裕は二回に浅野の打球を左すねに当てており、その影響も考慮した可能性がある。
2番手にはアンダースローの中川颯が上がり、坂本を一邪飛に仕留めた。続く浅野も2球で追い込むと、ファウルで粘られたが、カウント2-2から空振り三振に斬ってスコアボードにゼロを刻んだ。
三浦監督は8月27日の阪神戦で降板拒否の姿勢を示した助っ人をマウンドで「チェンジ!」と一喝。選手も驚きの声をあげるなど気迫の姿勢を見せ、一気にチーム状態が好転。チームは6連勝で首位・巨人まで4・5ゲーム差と迫っている。