DeNAは手痛い黒星で3位・阪神と3ゲーム差に エース東がまさかの乱調、六回途中5失点で連続QSが32試合で途切れる
「阪神7-2DeNA」(10日、甲子園球場)
DeNAは3位・阪神との直接対決で痛い敗戦を喫し、ゲーム差は3に広がった。
エース東のまさかの乱調が誤算だった。六回途中を10安打5失点。昨季8月からの32試合連続クオリティースタート(QS、先発で6回以上、自責3以下)が途切れた。
東は序盤から制球に苦しみ、二回に梅野の適時二塁打で1点を先制され、1点リードの四回も先頭の井上に四球。それを足場にピンチを広げ、青柳のスクイズ(犠打野選)で同点とされた。五回にも森下の左越えソロで1点を失い、六回、4連続安打を浴び4点目を献上したところでマウンドを降りた。
攻撃は、今季5月10日以来の対戦となった青柳撃ちへ、通算対戦成績が計46打数17安打、2本塁打、9打点、打率・370と好相性だった神里を1軍昇格させ、1番でスタメン起用。四回、神里の死球からチャンスを広げ、オースティン、牧の連続タイムリーで2点を奪い一時は逆転に成功した。しかし、その後、阪神の勢いにのまれ、突き放された。