痛恨連敗で3位ロッテに3・5差の楽天・今江監督「なかなかリズムを作れなかった」
「楽天1-4ソフトバンク」(10日、楽天モバイルパーク)
楽天は先発の古謝が7回4失点。打線もわずか1得点に終わり連敗となった。今江敏晃監督は「打線は1点ずつというゲーム展開にしていかないといけないところで、複数失点をしてしまって、なかなかリズムを作れなかった」と振り返った。
古謝にとっては長打が効いた。初回、栗原に先制の適時二塁打を許すと、五回には山川に2ランを浴びた。それでも自己最多114球で7回を投げきった。今江監督は「中継ぎの疲労もたまっている中で、古謝に1イニングでも一人でも多く投げてもらわないと困る状況だった。そういう意味では最後まで投げきってくれて、彼の経験としてもよかったと思う」と語った。
打線は初回、小深田の適時二塁打ですぐに1点を返したが、なおも続いた好機を生かせず。その後は最後までホームが遠かった。「初回にもう1点というところ。打線はそんなに簡単ではないけど、クリーンアップがしっかり機能しないとなかなか点数は入らない」と3、4、5番で計1安打に終わった状況をポイントに挙げた。
痛い敗戦で3位・ロッテと3・5ゲーム差に。指揮官は「切り替えてやっていきたい」と連敗ストップを誓った。