オリックス 安達が今季限りで現役引退 球団発表 この日も舞洲で練習 若手とともに汗を流す

 オリックス・安達了一内野手兼内野守備走塁コーチ(36)が今季限りで現役引退することが11日、発表された。近日中に会見を行う予定。

 難病の潰瘍性大腸炎を抱えながら、堅実な守備とシュアな打撃で貢献。中嶋政権で初めて優勝した21年は100試合に出場し、大きく貢献した。

 今季からは選手兼任コーチとしてスタート。ただ、5月1日・ロッテ戦で1イニング3失策を記録した試合があり、試合後に「自分の技術不足で、試合を壊してしまって申し訳ないです」と悔しさをにじませていた。

 今月2日に出場選手登録を抹消された後もファームでの実戦に出場しており、同7、8日に高知県安芸市で行われたウエスタン・阪神戦にも出場していた。

 この日も舞洲の球団施設で練習。若手と汗を流した。

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