判定覆りオリックス・中嶋監督がリクエスト また判定覆り結局併殺に ジャッジ二転三転に苦言「誰が判断するのか」

 2回、選手が守備に戻った後、問題のプレーについてリクエストを要求する中嶋監督
 2回、併殺の判定について異議を唱える大塚コーチ(左)と中村奨
 2回、併殺の判定について吉井監督(右)に説明する吉本球審
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 「オリックス3-12ロッテ」(11日、京セラドーム大阪)

 二回のロッテの攻撃中、審判のジャッジが二転三転するシーンがあった。1死一、二塁から田村の打球をオリックスの左翼・西川がスライディングで捕球し、その後二塁へ返球。二塁・太田が二塁上にいた二走・中村奨にタッチし、二塁ベースを踏んだ。西川はワンバウンドの捕球と判断され、二塁塁審の梅木は併殺を宣告した。

 ただ、三塁塁審の山本が手を広げた後、アウトジャッジした仕草があり、吉井監督が確認。審判団が協議の末、「ノーバウンド」でのキャッチと説明。2死一、二塁からの試合再開と覆ったが、今度は中嶋監督がリクエストを要求。検証の結果、元の判定に覆った。

 試合後、中嶋監督は「(審判のいる)位置は改善していかないと。(死角で)誰が判断するのか。臨機応変さがないのは、問題なんじゃないかなと思いますけど…」と苦言を呈した。

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