44歳ヤクルト・石川雅規 来季も現役続行 盟友・青木が現役引退も衰えぬ投手 青木からは「周りがケツ叩いて頑張らせて」とエール

 ヤクルト・石川雅規投手(44)が来季も現役続行することが13日、わかった。

 今季は8試合に登板し、1勝4敗、防御率4・14。6月2日の楽天戦では5回を無失点に抑え、9年ぶりの“完封勝利”を挙げた。この白星は工藤公康(横浜)、山本昌(中日)、三浦大輔(DeNA)のプロ野球記録に並ぶ23年連続勝利となり、新人年からは史上初の快挙となった。

 現在は2軍で若手選手らと汗を流し、昇格を目指して自らと向き合っている。目標の200勝までは残り14。球界最年長はボロボロになるまで腕を振り続ける覚悟だ。

 この日、都内の球団事務所で引退会見に臨んだ2歳年下の青木は、引退の報告をした際に石川から「もう1年やろうよ」と引き留められたと明かした。青木は「多分、僕がいなくて寂しいと思うんで」と笑い、「そこは周りの選手たちがね、気遣ってほしいですね。僕の役目を若い選手がやってほしいと思うんで。あと裏方さんとか、なんとか石川さんを盛り立てて、ケツ叩いて頑張らさせて、頑張らせてくださいっていう感じです」とエールを送った。

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