ヤクルト・村上 感謝の号泣「愛を持って接してくれた」青木の引退会見 山田と花束贈呈のサプライズ

 ヤクルト・青木宣親外野手(42)が13日、今季限りでの現役引退を表明し、都内の球団事務所で会見を開いた。山田、村上が花束贈呈でサプライズ登場。号泣する後輩を前にベテランも最後は涙腺決壊。顔を手で覆って男泣きした。

 花束を抱えて会見場に入った時から、すでに村上の瞳は真っ赤に染まっていた。感情があふれ、鼻をすすると顔を手で覆った。「たくさん迷惑をかけたりしましたけど、今こうしていい野球人生を歩めているのは、ノリさん(青木)に出会ったおかげですし、本当に感謝しています」。しばし沈黙、ようやく言葉になったのは感謝だった。

 嗚咽(おえつ)まじりで絞り出す。叱られた記憶の中に、数え切れない思い出がある。18年オフから共にした自主トレで多くを学び、「僕の道を正すというか、愛を持って接してくれた」と涙をぬぐった。

 また、背番号23、1と、ミスタースワローズを継承する山田は、自身の新人時代を回顧。CSで初昇格した際に誘ってもらった食事の席で、「1軍はこういう世界だぞって教えていただいた」と今に生きる。青木の意志は、次の世代へとつながれていくのだろう。

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