野球日本代表の井端弘和監督（４９）に対し、侍ジャパン強化委員会が２０２６年の第６回ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）まで続投を打診する方針であることが１４日、球界関係者の話で分かった。

　昨年１０月に新監督に就任した際も２６年ＷＢＣまでの契約を検討していたが、期間の長さなどがネックとなり、今年１１月に行われる国際大会「プレミア１２」までを一区切りとして契約を結んだ。今後の交渉で井端監督が受諾すれば、２連覇が懸かり、ドジャース・大谷ら米大リーグ勢の参加が期待されるＷＢＣに向けた体制が整う。

　井端監督は初陣となった昨年１１月のアジアプロ野球チャンピオンシップを制覇。今年８月にコロンビアで行われた第６回Ｕ－１５（１５歳以下）ワールドカップ（Ｗ杯）の代表監督も兼務し、初優勝に導いた。