慶大・清原正吾「悔しい」無安打発進 ロッテ・福澤スカウト「未知数だからギリギリまで検討」

 6回、止めたバットにボールが当たり二ゴロに倒れた慶大・清原
 8回、長男・正吾の打席を見つめる清原和博氏
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 「東京六大学野球、立大5-4慶大」(14日、神宮球場)

 開幕して1回戦2試合が行われ、立大は慶大にサヨナラで白星発進。西武、巨人などで活躍した清原和博氏(57)の長男で、プロ志望届を提出した慶大の正吾内野手(4年・慶応)は無安打に終わった。

 覚悟を持って臨むラストシーズンは悔しい幕開けとなった。12日にプロ志望届を提出した慶大・清原は今春に続き開幕4番で起用されたが、5打数無安打2三振。チームも延長十一回にサヨナラ負けを喫した。

 父・和博氏も応援に駆けつけた中、「4番の仕事ができなくて悔しい」と清原。プロ入りを実現させるため、結果を残すことが必至だ。視察したロッテ・福澤スカウトは「未知数だからギリギリまで検討していかないと」と話すにとどめたが「なかなか慶応の4番なんかなれないよ。プレッシャーもある中でよく頑張っている」と成長ぶりにも注目した。

 堀井監督は「練習の状態は非常に良い。やってくれると思います」と変わらぬ信頼を強調する。「次の試合、絶対勝てるように帰って練習したい」と清原。勝負の日々は始まったばかりだ。

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