元広島・前田智徳氏の次男 慶大・前田晃宏が復帰戦で2回完全締め 昨夏に右肘手術「自分は何をしてるんだろうと」

 8回から2番手として登板した慶大・前田晃宏(撮影・堀内翔)
 勝利してポーズを決める(左から)慶大・広池浩成、清原正吾、前田晃宏(撮影・堀内翔)
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 「東京六大学野球、慶大5-1立大」(15日、神宮球場)

 元広島・前田智徳氏(53)の次男である慶大・前田晃宏投手(3年・慶応)が2回無安打無失点で試合を締めた。

 1年秋以来に2試合登板して以来のリーグ戦。「最初のイニングは緊張もあったのか力が入ったところもあったんですけど、2イニング目に修正できた」と振り返った。

 昨年1月に右肘を故障し、同7月に骨棘(こっきょく)と滑膜ひだを除去する手術を受けた。今春に投球再開後は球速が120キロほどしか出ず「潮時かなと思った」と苦しんだが、周囲のサポートを受けながら徐々に出力、状態を上げて今秋はベンチ入り。「去年は自分は何をしているんだろうかと思う時期が長かったんですけど、家族やチームメート、友人が支えてくれて感謝したい。結果でチームに貢献していきたい」と力を込めた。

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