「長野さんのこういうところ本当に好きだわ」引退のヤクルト青木への敬意 さりげない行動にネット注目「ほんと人格者」
現役引退を表明したヤクルト・青木宣親外野手が14日、東京ドームで行われた巨人戦後のグラウンドに登場し、ファンに挨拶。試合には敗れた巨人も粋な計らいで演出し、青木に最大限の敬意を示した。
敵地での「プチ引退セレモニー」。WBC日本代表でチームメートだった巨人・坂本勇人内野手、長野久義外野手が駆け寄り花束を贈呈。両軍ファンから「青木コール」がわき起こった。
青木は花束を手に、再び左翼席のヤクルトファンのもとへ。その姿を坂本、長野、丸ら巨人選手が残って見守った。一部の若手選手はベンチ内にいたが、長野がさりげなく手招きして全員で前へ。ファンの声援に応える青木へ全員で拍手を送った。
その後、青木が一塁ベンチ前まで駆け寄り、巨人選手の最大限の敬意に感謝。敵、味方関係なく温かい光景が広がった。
球界屈指の気配り男として知られる長野。SNSでは「長野さんのこうゆうところ本当に好きだわ」、「人学、品格で言えばトップクラス」、「ほんと人格者ですよね」、「後輩達を促す姿もいい」などの声が上がっている。