オリックス・比嘉 今季限りで現役引退「日本一も経験させてもらい本当に幸せ者」 今後はリリーフ要員として1軍に帯同

 オリックスは15日、比嘉幹貴投手(41)が今季限りで現役引退すると発表した。この日1軍昇格し、リリーフ要員として今後も1軍に帯同する。

 プロ15年間でここまで通算417試合に登板。比嘉は感謝の思いがあふれ出た。「恵まれた中でプレーができて、日本一も経験させてもらい本当に幸せ者です」。今季は4試合に登板。4月24日に左膝の鵞足(がそく)炎の診断を受けてからは2軍でリハビリや実戦登板を続けていた。

 8月27日のウエスタン・ソフトバンク戦以降登板はないが、中嶋監督は「今、投手が苦しい中で普通に投げてくれたら」と戦力として期待する。

 比嘉は記者会見や引退セレモニーを固辞しており「本当に苦手な性分であり、球団や報道を通じてのあいさつとなりますことをお許しください」と人柄を表すようなコメントを残した。最後までチームのために腕を振る。

 ◆比嘉 幹貴(ひが・もとき)1982年12月7日生まれ、41歳。沖縄県出身。177センチ、77キロ。右投げ右打ち。投手。コザ高から国際武道大、日立製作所を経て、2009年度ドラフト2位でオリックス入団。14年には62試合に登板し、20ホールドを記録した。NPB通算417試合登板、26勝11敗3セーブ93ホールド、防御率2・65。

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