ヤクルト・青木「写真は一生の宝物です」阪神・岡田監督と肩組み記念撮影 阪神からサプライズセレモニー 甲子園に「青木コール」
「阪神-ヤクルト」(16日、甲子園球場)
今季限りでの現役引退を発表した、ヤクルト・青木宣親外野手(42)が甲子園最終戦を前に阪神側からサプライズセレモニーでねぎらわれた。
快晴の甲子園の下で、「今シーズンで現役を~」とアナウンスされると、敵、味方関係なく大きな拍手に包まれた甲子園。阪神ベンチから岡田監督も花束を持って歩みを寄せ、きっちりと青木と握手。声をかけられ、青木も笑顔を見せていた。ヤクルトファンからは、力強い「青木コール」が起こり、甲子園全体を再び大きな拍手で包んだ。
青木は「このような場を与えてくださった阪神球団さんに感謝しております。早稲田大学、プロ野球の大先輩である岡田監督に花束をいただき恐縮です。記念撮影では、快く肩を組んで撮らせていただいた写真は一生の宝物です。ありがとうございました」とコメントした。
15日の練習前には、早大の大先輩でもある阪神・岡田監督に直接あいさつ。「おつかれさま。引退かぁ」としみじみと言葉をかけられていた。
21年間の現役生活でプロ野球ファンに愛されてきた青木。前回東京ドームでも大応援団から「青木コール」が止まらず、感動の名シーンとしてファンの心に刻まれていた。