ヤクルト・高津監督 ビーズリー&大竹に0勝8敗 天敵を「作りすぎですね」「そんなにも打てないもんかなと思うぐらい」

 「阪神3-0ヤクルト」(16日、甲子園球場)

 何の意地も見せられなかった打線に、試合後の高津監督はため息をついた。

 阪神・大竹の前に好機を作りながらも相手の好守に阻まれるなど、あと1本が出ない。今季はこれで4戦4敗となり、15日に対戦したビーズリーとも今季4戦4敗。苦手な投手を克服することなく、シーズン最終盤まで来てしまったことを嘆いた。

 試合後の高津監督は「結局スコアリング行っても1本出なかったので。ランナーが出てからでしょうね」と振り返り、「これだけやられたんでね、この2日間でね。この2人で0勝8敗ですから。非常に封じ込められたというか、打てなかったというか、点が取れなかったというか、そんな気がします」と話した。

 今季4戦4敗と、特に苦手にしているのは阪神の2投手に加えて、巨人・菅野と中日・高橋宏の4人もいる。指揮官は「(苦手な投手を)作りすぎですね。そんなにも打てないもんかなと思うぐらいね。神宮ではそこそこ打ちますけど。それはピッチャーズパークとヒッターズパークの違いはあるでしょうけど。それにしても打てなさすぎですね。ランナーでてから特に。スコアリングいってから特に1本打てないですね」と肩を落とすしかなかった。

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