日本ハム・新庄監督 離脱のソフトバンク近藤を思いやる「ベストメンバーで戦いたいというのはある、僕は」

 試合に勝利しファンからの声援に応える新庄監督(撮影・石井剣太郎)
 ソフトバンクを破り、ハイタッチする田中正(右)
 10勝目を飾った山崎(撮影・石井剣太郎)
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 「ソフトバンク2-3日本ハム」(17日、みずほペイペイドーム)

 日本ハムが逆転勝ちで連敗を2で止めた。連敗すればソフトバンクの優勝が決まる2連戦。初戦を取って目の前の胴上げを阻止した。

 1点リードの九回は田中正義が2死二塁のピンチを招いたが、川瀬を遊ゴロに打ち取り逃げ切った。試合後、新庄監督は報道陣の前に現れると「最後、緊張剛志」と笑いながら切り出した。

 ソフトバンク戦5連勝で、対戦成績は10勝11敗1分け。相手の苦手意識は「あるでしょうねえ」としたが、CSも含めた今後の戦いについて振られると「関係ないでしょう。クライマックスにいったらクライマックスの戦い方があるので」と首を振った。

 続けて、自ら出場選手登録を抹消されたソフトバンク・近藤について言及。「近藤君がけがしてしまったので。(22年まで)同じチームメートとしてはやっぱりベストメンバーで戦いたいというのはあるので、僕は」。監督1年目に、日本ハムに在籍した近藤を思いやった。

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