オリックス2度目の7連敗で4年ぶりシーズン負け越し 若手起用も66イニング連続適時打なし 中嶋監督は奮起に期待

 厳しい表情で戦況を見つめる中嶋監督(中央)=撮影・園田高夫
 8回、選手交代を告げた中嶋監督
 4回、空振り三振に倒れた杉本(右)=撮影・園田高夫
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 「西武3-1オリックス」(18日、ベルーナドーム)

 オリックスは今季2度目の7連敗を喫し、シーズン負け越しが決定。西武との対戦成績が12勝12敗となり、24日・西武戦での勝敗次第で対戦カード勝ち越しか負け越しが決まる状況となった。

 試合後、中嶋監督の表情は厳しかった。今季最多の借金13となり、66イニング連続タイムリーなし(本塁打を除く)という状況。若手選手を起用し、成長を期待する指揮官だが「若い選手を使えという声も聞きますし、結局こういう結果になった時にそれだけじゃダメなんだというのはバランスって大事だと思います。若い選手が行って結局これでしたら、まだまだ足りていないということなんで、もっともっとやらなきゃいけないというのがこちらもそうですし。やっぱり選手も取り組まないといけないと思いますよね。ただ単に(実戦出場)こなしているだけでは、経験といえるのかというのも本当に疑問。ただ出せばいいのかというのも疑問になりますしね…」と話す口調は熱を帯びた。

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