DeNA・大和が来季構想外 17年に阪神からFA移籍、昨年オフに慢性腎臓病を公表 現役続行も探る

 「巨人2-2DeNA」(18日、東京ドーム)

 DeNA・大和内野手(36)が、来季の戦力構想から外れていることが18日、分かった。

 大和は2017年オフに阪神からFAで移籍。守備の名手としてはもちろん、昨季は得点圏打率・328を残すなど勝負強さで貢献した。プロ19年目の今季は42試合に出場し、打率・247、打点3。11日の阪神戦(甲子園)の試合前練習でイレギュラーバウンドした打球を顔に受け鼻骨を骨折し、15日に出場選手登録を抹消されていた。

 大和は一昨年オフ、慢性腎臓病を患っていることを公表し、昨年1月には加齢とともに腎機能が低下していく希少疾患「デント病」であることが判明。今年6月、腎移植を検討していることも明かしていた。

 同じ病を持つ人たちの力になりたいとの意思を持つ大和は、今後、現役続行の道も探りながら去就を熟考していくものとみられる。

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