中日・細川「野球ができているのは立浪監督のおかげ」感謝の21号2ラン 23年ぶり初回3発を演出

 1回、細川は左中間に21号2ランを放つ(撮影・佐藤厚)
 1回、21号2ランを放った細川(左)を迎える立浪監督(撮影・佐藤厚)
 1回、今季1号を放った村松(左)を迎える立浪監督(撮影・佐藤厚)
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 「ヤクルト6-7中日」(20日、神宮球場)

 中日が打撃戦を制し、連敗を3でストップ。立浪監督の退任表明後初の試合で競り勝った。

 初回、ド派手な一発攻勢で幕を開けた。ヤクルト先発のサイスニードに対し、まず1死から2番・村松が1号ソロを放つと、続く福永も5号ソロ。さらには細川も21号2ランを放った。初回の3発は球団では23年ぶりの記録となった。

 DeNAから現役ドラフトで中日入り。昨季、今季と活躍する細川は「残り試合少ないし、今日の試合から負けることができない。勝つ気で上がりました」と語り、立浪監督への思いを問われると「僕がベイスターズへ来て使っていただいた。野球ができているのも監督のおかげ。感謝しています」とうなずいた。

 左翼のビジター席は中日ファンで満席に。「立浪監督お疲れ様 永遠のMr.ドラゴンズ」と横断幕を掲げる人の姿もあった。立浪監督は大歓声に手を挙げて応え、球場を後にした。

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