DeNA 痛恨逆転負けで4位転落 宮崎、通算150号の逆転3ランも空砲
「DeNA5-6阪神」(21日、横浜スタジアム)
DeNAは中盤の鮮やかな逆転劇もむなしく、延長戦の末に岡田阪神に競り負けた。広島が勝ったため、1日で4位に転落。それでも三浦監督は「選手はいっぱいいっぱいのところで頑張ってくれた」と前向きな言葉を忘れなかった。
三回に4点ビハインドを背負ったが、五回に集中打で試合をひっくり返した。瞬く間に2点差に迫ると、2死一、二塁、阪神先発の青柳から代わったばかりの島本を捉え、代打・宮崎が通算150本塁打となる逆転3ラン。しかし、そんな劇弾も空砲となった。六回以降、追加点が奪えず、獅子奮迅の救援陣も阪神打線につかまった。
後ろは振り返っていられない。目の前の試合を総力戦で勝つだけ。指揮官は「選手はギリギリのところですけど、もう一回、全員で集中して戦っていく」と自らを鼓舞するように力を込めた。
◆通算150本塁打 DeNA・宮崎内野手が21日の阪神(22)戦(横浜)の五回に島本から今季12号3ランを放って達成。プロ野球181人目。初本塁打は13年6月2日の日本ハム戦で根本から。