楽天・田中将大投手が28日オリックス戦で今季初登板へ 今江監督が明言 昨秋右肘手術、8月復帰 日米通算200勝まで残り3
楽天・田中将大投手が28日のオリックス戦(楽天モバイルパーク)で今季初登板することになった。今江敏晃監督が22日、明言した。
今江監督は「彼が投げることによってチームへの影響力は大きい。みんなもいろいろ期待していると思う。僕らのチームの状況も彼のパワーでいければと思う」と話し、ロッテとの激しいCS争いを繰り広げる中、ベテランの力に大きな期待を寄せた。
日米通算200勝まであと3勝と迫っている田中将は、昨年10月に右肘クリーニング手術を受けた。今季はキャンプから1軍に帯同し、オープン戦も登板していたが3月下旬を最後に実戦をストップ。8月に実戦復帰を果たすと、そこからファームで登板を重ね、徐々に球数、イニングを伸ばすなど状態を上げていた。
4日のイースタン・DeNA戦(横須賀)後には「リハビリ登板がどうとかはもう別にない」と制限を設けての投球を終了。13日の同・日本ハム戦(森林どり)では、今江監督も視察に訪れる中、復帰後最長の7回を3失点(自責2)の力投。「ゲームレベルで問題なく投げられてるのは自分にとっていいこと」と手応えを口にしていた。
2軍では今季5試合に先発し、23回を投げ、0勝2敗、19奪三振、防御率3・91の成績を収めている。