巨人・阿部監督の采配に甲子園が驚きの声 1点ビハインドの七回1死で菅野に代打送らず 右腕は中前打も後が続かず
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「阪神1-0巨人」(22日、甲子園球場)
巨人・阿部監督の采配に甲子園が驚きの声に包まれた。
1点を追った七回1死。菅野に打席が巡ったが、阿部監督はネクストで準備していた増田を呼び戻し、そのまま菅野を打席に立たせた。
敗北まであとアウト8個となった場面で、追いかける側が投手に代打を送らないケースは珍しく、「9番・ピッチャー、菅野」のコールにスタンドからは驚きの「おーっ」という声が漏れた。
菅野は無得点の連鎖を打ち破るように中前打を放ち、スタンドからはまたも驚きの声が漏れたが、丸が一ゴロ、浅野が遊ゴロに倒れ、またもスコアボードにはゼロが刻まれた。
巨人は初回、二回、四回と得点圏に走者を進めながら決定打を欠く展開が続き、六回無死満塁でも長野が投飛、坂本が二飛、代打・大城卓が中飛に倒れるなど、再三の得点機であと一本が出ない状況が続き、完封負けを喫した。