ロッテ・佐々木朗希が7回4安打2失点で9勝目 4カ月ぶり2桁10奪三振 4位楽天に2・5差

 7回2失点の好投を見せ、ナインとタッチを交わす佐々木(右)。左は佐藤(撮影・開出牧)
 7回2失点の好投でマウンドを降り、吉井監督(右)と握手を交わす佐々木(撮影・開出牧)
 試合前、ファンの期待を背に外野でキャッチボールする佐々木(撮影・開出牧)
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 「ロッテ7-2西武」(22日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテは投打がかみ合い連勝。先発・佐々木は7回4安打2失点の好投で、自己最多タイ9勝目を挙げた。

 佐々木は初回、直球を捉えられ、2死二塁から佐藤龍に先制の中前適時打を浴びた。なおも2死一塁からは野村大に中前へ二塁打、さらに外崎への2球目を捕手・佐藤がそらし、2点目を与えた。

 だが、それ以降は尻上がりに調子を上げた。四回までは3イニング連続三者凡退。直球中心の投球からスライダー中心にチェンジし、アウトを奪った。5月17日、日本ハム戦以来となる、毎回10奪三振を挙げた。

 打線は佐々木の快投に応えた。0-2の初回、四球、安打で無死一、三塁とすると、ポランコの投ゴロが失策を誘い一気に同点に。同点の二回には、茶谷の右前打を皮切りに打線がつながった。1死満塁から藤岡が勝ち越しの中犠飛を放ち、2死一、二塁からはポランコが左前適時打とした。

 四回まで毎回得点を奪い、13安打7得点と快勝。藤岡、茶谷は猛打賞の活躍でチームを引っ張り、4位楽天に2・5ゲーム差とした。

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