9勝目のロッテ・佐々木朗希が自己分析「良くない中でも戦い続けている点に関しては良い」課題にも言及

今季9勝目を挙げポーズを決めるロッテ・佐々木朗希(中央)。左は猛打賞の茶谷健太、右は猛打賞の藤岡裕大=ZOZOマリンスタジアム(撮影・開出牧)
仲良しの茶谷健太(左)と共にお立ち台に上がり笑顔のロッテ・佐々木朗希(右)。中央は藤岡裕大=ZOZOマリンスタジアム(撮影・開出牧)
 力投する佐々木(撮影・開出牧)
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 「ロッテ7-2西武」(22日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテ・佐々木朗希投手が7回4安打2失点、10奪三振で、自己最多タイの9勝目を挙げた。「今年はあまり良くないと思うけど、いろんなことを経験して、良くない中でも戦い続けている点に関しては良いのかなと思います」と話した。

 初回は2死二塁から佐藤龍には158キロの直球を中前打とされ先制点を献上。なおも2死一塁からは、野村大にも156キロ直球を中前に運ばれた。2死二、三塁からは外崎への2球目を佐藤が捕逸し、2点目を与えた。

 二回からは立て直した。スライダー中心の配球に変え、四回まで3イニング連続の三者凡退。五回以降も安定した投球を披露し、毎回奪三振とした。「スライダーが良いところに決まった」と振り返った。

 だが、スライダーの成長の傍ら、直球とフォークの課題にも直面。「去年よりスライダーをうまく使えている反面、真っすぐとフォークは少し頼りない。それではダメだと思うので、残り数試合になると思うんですけど、どうにかできる全てを出し切って、その後でゆっくり直していきたい」とした。

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