中日 立浪監督退任表明から2カ月ぶりの3連勝 3年連続最下位回避は最短29日

 広島に勝利しナインとタッチする立浪監督(撮影・山口登)
 5回、生還した涌井を迎える立浪監督(撮影・山口登)
 8回、細川は本塁へ送球し、羽月をアウトにする(撮影・山口登)
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 「中日2-1広島」(22日、バンテリンドーム)

 立浪監督の退任表明から中日が3連勝と好調だ。初回に涌井が1点を先制されたが、二回に同点に追いつくと、五回は涌井の二塁打を皮切りに2死三塁とし、ここで村松が勝ち越しの右前適時打。涌井は6回3安打1失点で3勝目を挙げ、その後は藤嶋、松山、マルティネスが無失点リレーを完成させた。

 18日の阪神戦に敗れた試合後に立浪監督が今季限りでの退任を表明してから、これで3連勝。7月30日からのヤクルト3連戦で3連勝して以来、約2カ月ぶりで今季5度目となった。

 SNSでは「なんか複雑な気持ちだけど来年につながる勝利だよね」「立浪監督の吹っ切れた表情 もっと早く見たかったな」「あと6試合頑張ってほしい」「9連勝で締めて」「開幕直後の強い頃みたいだ」といった声が集まっている。

 中日は残り6試合で最下位のヤクルトの2ゲーム差をつけており、23日の広島戦、27日の巨人戦、29日の広島戦に勝ち、残り8試合のヤクルトが23日のDeNA戦、25、26日の広島戦、28日の阪神戦に敗れると、最速で29日に3年連続最下位を回避できる。

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