西武 次期監督に西口2軍監督 チーム再建へ昇格方針固める

 西武が来季の新監督して、西口文也2軍監督(51)を昇格させる方針を固めたことが23日、分かった。また、ソフトバンクやロッテでコーチを務めた鳥越裕介氏(53)の招聘(しょうへい)に動くことも判明。ヘッドコーチ格で招くことで調整していく。

 今季は開幕から低迷し5月下旬に松井稼頭央監督が休養。渡辺久信ゼネラルマネジャー(GM)が監督代行を兼ねて指揮を執ったが、西鉄時代の1971年に記録したシーズン84敗の球団ワースト記録を更新し、3年ぶりの最下位も確定した。

 後任人事は外部からの招聘など多様な検討を進めた中、チームの課題や現状を熟知する西口2軍監督に白羽の矢を立てた形だ。この日、西口2軍監督は2軍戦の指揮を執ったが、取材に応じなかった。

 ◆西口 文也(にしぐち・ふみや)1972年9月26日生まれ、51歳。和歌山県出身。182センチ、77キロ。右投げ右打ち。和歌山商から立正大を経て、94年度ドラフト3位で西武入団。97年にパ・リーグMVP&沢村賞を受賞。最多勝2回、最多奪三振2回、最高勝率1回。NPB通算436試合登板で182勝118敗6セーブ、防御率3・73。15年限りで現役引退。1、2軍投手コーチなどを務め、22年から2軍監督。

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