西武 半世紀ぶりの全球団負け越し回避!オリックスに快勝 今井が7回3安打2失点で9勝目 感動シーンも演出

 力投する今井(撮影・坂部計介)
 1回、佐藤龍は中前に2点適時打を放つ(撮影・坂部計介)
 メンバー表を交換する中嶋監督(78)と渡辺監督代行(撮影・坂部計介)
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 「オリックス2-9西武」(24日、京セラドーム大阪)

 西武がオリックスに快勝し、シーズンの勝ち越しが決定。球団では1972年以来、52年ぶりとなる全球団負け越しの屈辱を回避した。

 オリックスのT-岡田、安達らの引退試合となったゲーム。独特の雰囲気が漂う中でも、選手たちは躍動した。初回に佐藤龍の2点タイムリーを含む4連打で先制。四回には敵失も絡んで2点を追加すると、六回には野村大が走者一掃の3点二塁打で突き放した。

 先発の今井は序盤から安定感抜群の投球。七回に代打・杉本に2ランを浴びたが、7回3安打2失点で9勝目を挙げた。

 八回には今季限りで現役引退するオリックス・小田が打ち上げた捕邪飛で捕手の古賀が目測を誤ったかのようにスルーし、ファウルとなる場面も。今季は金子の引退試合でロッテの佐藤が同じように“落球”したシーンがあり、オリックスファンの感動を呼んでいた。

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