ソフトバンク・小久保監督 リーグVから一夜明け、PSプラン語る 柳田外野でDH近藤
ソフトバンクの小久保裕紀監督(52)がリーグ優勝から一夜明けた24日、今後のプランを語った。ポストシーズンをにらんだ戦略は、故障離脱中の柳田と近藤の復帰が鍵を握る。「選手生命を脅かすことになるかもしれない。当然、焦らせることはない」と前置きした上で、外野に柳田を起用し、DHに近藤を入れる青写真を描いている。
右太もも裏を負傷した柳田は20日に約4カ月ぶりに実戦復帰し、16日に右足首を捻挫した近藤は松葉づえ姿で胴上げに参加。「(柳田は)今週末に守備に就く。CSで守れるようになると、近藤が打つだけであればDHに回せる」と説明した。
残りは8試合。「皆さんが期待しているビッグルーキーの出番もあるでしょう」と、ドラフト1位ルーキー・前田悠の先発起用の可能性を示唆。さらに「タイトル争いもしっかり頭に入れながら」と個人タイトル獲得も後押しする。