DeNA 大荒れのケイが二回途中6失点KOに激怒 絶叫しながらベンチへ グラブ、ボトル、帽子を次々とたたきつける
「DeNA4-12巨人」(26日、横浜スタジアム)
DeNA先発のケイが二回途中6失点KO。無念の降板に怒りを爆発させ、ベンチに戻るとグラブとペットボトル、帽子を次々と投げつけた。
初回に3点を失うと、二回は2死二、三塁で岡本和を申告敬遠。長野は打ち取ったかと思われたが、中前への飛球が野手の間にポトリと落ち2失点。ここで三浦監督が交代を告げた。
ふがいない自分へのいら立ち、不運も重なり怒りが爆発した。初回は1死三塁で吉川に左前にポトリと落ちる適時打で先制点を献上。さらに1死一、二塁から吉川に三盗を許した。
足で揺さぶられ、長野に四球。判定に不服なのか、何らかの言葉を発し、イライラを隠せず。続く坂本の投ゴロで1-2-3の併殺かと思われたが、捕手・伊藤の一塁送球がワンバウンドとなり一塁はセーフとなった。
ピンチ継続となり、続く岸田に左越え2点二塁打。この一打で再びマウンドでブチギレ。続く門脇を三振に仕留めたが、怒りおさまらず、絶叫連発となった。
試合はケイの乱調が響き、12失点で惨敗。優勝の可能性が完全に消滅した。
ケイは8月25日のヤクルト戦でも感情が爆発。あとアウトひとつで勝ち投手の権利を逃し、絶叫しながらマウンドを降りた。
DeNAでは8月27日の阪神戦で、中継ぎのウィックが交代を拒否。三浦監督がマウンドで「チェンジ!」と一喝したことも注目された。