スタメン復帰で殊勲押し出し四球の巨人・浅野 阿部監督からのゲキ「ビビらずやれ。もう1回転けてこい」で「気持ち楽に」 25日DeNA戦守備で転倒

 6回、浅野は押し出しの四球を選び、雄叫びを上げる(撮影・佐藤厚)
 6回、押し出し四球を選びガッツポーズの浅野(撮影・金田祐二)
 5回、浅野は中前安打を放つ(撮影・佐藤厚)
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 「巨人3-1中日」(27日、東京ドーム)

 巨人が連勝で優勝マジックを1つ減らし、2位阪神が広島に敗れたためついに「M1」となった。明日28日にも4年ぶりのリーグ優勝が決まる。

 スタメン復帰となった浅野は六回、岡本和の先制適時打のあと、なおも1死満塁の好機で打席に立ち、フルカウントから押し出し四球を選んだ。貴重な追加点を奪い、渾身のガッツポーズで喜びを爆発させた。

 25日のDeNA戦では雨の悪条件の中で右翼後方の飛球を追って、足を滑らせて三塁打にしてしまうミスがあり、26日の試合はスタメン落ちしていた若武者。「どうにかして1点追加点欲しかった。四球でもヒットでも、と。ここ最近守備のミスでチームに迷惑掛けてるので、なんとか点が取れてうれしかったです」と、振り返った。

 阿部監督からも声を掛けられたそうで「ビビらずやれって。もう1回転けてこいって全員の前で言われたんで、気持ち的に楽になりました」と笑顔で明かした。

 M1で迎える28日の広島戦(マツダスタジアム)に向け「ミスを恐れずに積極的なプレーをしていければ」と、見据えた。

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