オリックスが楽天戦のシーズン勝ち越し決定 今季初先発の田中将から勝利 吉田輝星が22年以来の50試合登板も右肘違和感で緊急降板
「楽天2-5オリックス」(28日、楽天モバイルパーク)
オリックスが楽天に快勝し、楽天戦のシーズン勝ち越しを決めた。
打線は試合中盤に、今季初先発の田中将から複数得点を奪った。1点を追う四回に先頭の森、紅林、西川の3連打で無死満塁とチャンスが生まれ、セデーニョの右犠飛で同点とした。
1死二、三塁から渡部がスクイズを決め、これが決勝点に。続く若月も右前適時打をマークした。五回には太田が右翼ポール際に6号ソロを放ち、追加点をもぎ取った。
先発の高島は5回5安打1失点で今季2勝目を挙げた。初回に浅村の中前適時打で先制点を献上したが、二回以降は両サイドをうまく使いながら投球し、無失点投球を続けた。
3点リードの八回からは吉田が登板。日本ハムに所属した22年以来の50試合登板に到達した。先頭の辰己を中飛に仕留めた後、浅村に死球。その後、治療を受けるためにベンチに引き下がった。右肘違和感を訴え、アイシングを行っている。緊急降板となり、山岡に交代となった。