ロッテ ベテラン西野が2013年以来11年ぶりの自己最多タイ9勝目 「勝ちがつくのはうれしい」 4位・楽天と2ゲーム差

 4回、無死満塁のピンチを切り抜けベンチに引き上げる西野(撮影・持木克友)
 8回途中で降板する西野(左)=撮影・持木克友
 8回途中西武に1点を奪われ吉井監督(左)から交代を告げられる西野(撮影・持木克友)
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 「西武1-5ロッテ」(28日、ベルーナドーム)

 ロッテ・西野勇士投手が7回0/3を5安打1失点とし、1軍初登板した2013年以来11年ぶりに自己最多タイ9勝目を挙げた。「コントロールが特に良くて、かなりの割合で思ったところに投げられた。うまくタム(田村)もリードしてくれて、良い感じになった」と振り返った。

 0-0の四回には無死満塁としたが、佐藤龍の投ゴロを胸で止め本塁へ送球。捕手・田村が一塁へ転送し2死を奪った。最後は野村大を三ゴロに打ち取り、無失点でピンチを脱した。

 その後は七回まで無安打。八回には連打を浴びて途中降板となり悔しい顔でマウンドを降りたが、「1個でも勝ちがつくのはうれしいことだし、価値のあること。9勝できて良かった」と話した。

 ベテランの好投でチームは4位・楽天と2ゲーム差に。吉井監督は「球が強かった。お相撲さんみたいに一番、一番目いっぱいやっていくだけ」とした。

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