楽天・田中将 今季初登板も4失点「悔しい結果になった」黒星に淡々 次回登板「なんとも言えない」

 3回、力投する田中将(撮影・園田高夫)
 3回、苦しそうに汗をぬぐう田中将
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 「楽天2-5オリックス」(28日、楽天モバイルパーク)

 久々の1軍登板は厳しい結果に終わった。今季初登板初先発となった楽天・田中将大投手は、5回6安打4失点で黒星を喫した。3位・ロッテとのゲーム差も2に広げられ「悔しい結果になりました」と淡々と振り返った。

 中盤に崩れた。1-0で迎えた四回、3連打でピンチを招くと、犠飛、スクイズ、若月の適時打で一挙3失点。「1-2でなんとか止めたいという意識はあったけど、若月選手にうまく運ばれて2点差になってしまった。あそこが個人的にポイントだった」と複数失点を悔やんだ。五回には太田に痛恨のソロを被弾と踏ん張り切れなかった。

 昨秋に受けた右肘クリーニング手術の影響で出遅れ、ようやく上がった1軍マウンド。ようやく戻ってきた舞台だったが「マウンドに上がったら、リハビリしてきたとか自分の事情は関係ない。こういう投球になってしまって、ゲームを落として悔しい」と率直な思いを語った。

 次回登板については「なんとも言えない」とコメント。「どうであれ、自分のスキルアップのために、一日一日磨いていきたい」と前を向いた。

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