楽天 激痛3連敗で3位ロッテと3差に CS遠のく大敗に今江監督「今日は完全にやられた」 30日から直接対決2連戦
「楽天1-8オリックス」(29日、楽天モバイルパーク)
楽天は投打ともにいいところなく大敗。3連敗で借金1となった。今江敏晃監督は「うちのチームは、投打がしっかりかみ合っていかないといけないので、今日は完全にやられた感じですね」と振り返った。
先発の滝中が序盤は粘っていたが、0-0の四回、セデーニョに先制の適時打を許すなど一挙3失点。「3点っていうところが難しかった。逆に1点だったらピッチャーを代えるというのもあったけど、3点は大きかった。もちろん後のことを考えてる場合ではないけど、ピッチャーにも数は限られてるので、難しいところで悩みはした」と五回も右腕が続投。結局悪い流れは断ち切れず、2番手の津留崎と合わせて、このイニング5失点。中盤で完全に勝負が決まった。
打線はオリックス・宮城の前に、チャンスは作るもなかなか一本が出ず。7回までゼロに抑えられた。「要所になったらギアを上げてきますし、うちの打線もリズムをつかめないと、なかなか点も取れない」と厳しい表情だった。
3位・ロッテが勝ったため、ゲーム差は3に広がった。30日からは本拠地で直接対決2連戦が待っているが、連敗するとCS完全消滅と追い込まれた戦いになる。